焦ったからと言って闇金に駆け込むのはキケン
どうしても10万を借りたいという思いがあるとき、ほとんどの人は自分の中に焦りを抱えています。10万の使い道はそれぞれでしょうが、どうしても借りたいということは特殊な事情があって、早急にお金を用意しなければならない事態になっている人もいるはずです。
そのような想いの中で金策に走ると、藁にも縋る思いで違法な金融業者のお世話になってもいいと考えてしまう人もいます。つまり、闇金業者を活用する人がいるのです。しかし、敷居は低くともそこから抜け出すのに苦労しますし、様々な問題がもたらされる可能性もあるのが闇金なので、このような業者の利用は絶対に避けておきたいものです。
そもそも業者が人にお金を貸す際には法律で決められた利息の範囲内でしかお金を貸すことができません。以前は消費者金融やクレジットカードは高い利率でお金を貸しており、いわゆるグレーゾーン金利とも呼ばれる利息をとっていました。しかし、今は利息制限法の厳格な活用が進んでおり、尚且つ過払い金などの訴訟や申請が多くなっていることもあり、消費者金融なども金利は法律の範囲内になっています。そのため、この通常であればこの法律を守って金融業者は運営されているわけですが、闇金に関してはその存在自体が違法なので、そもそも法律を守るわけがありません。
つまり、違法なレベルの金利をとっています。10日で5割などという有り得ない次元の利息をとる業者もあると言われるほどです。この数字はたとえば10万を借りた場合には、10日後には利息だけで5万円がかかります。あくまでも利息なので、元金は1円も返済できていません。1カ月が過ぎれば利息だけで15万円となり、借りてからたったの1カ月で元金を超える金額が利息としてかかってくるのです。
このような利息の中では到底元金の返済ができず、おのずと利息だけをギリギリ払い続けることとなり、いつまで経っても借金がなくならない状況になります。結局、10万を借りただけなのに、場合によっては100万円以上のお金を返済するような事態にもなるのです。
また、闇金は違法な存在なので返済が滞った際の催促も違法な形です。返済を催促することは金融業者に認められていますが、その時間も決まっています。しかし、闇金はその時間も守りません。さらに家庭や会社などにも押しかけ、身の回りであらゆる信頼が崩れ、大変なことになるのです。
闇金は一般的な金融業者のような詳細な個人情報の調査もしないで、在籍確認だけでお金を貸すことも多いため、ブラックと呼ばれる人であっても貸してくれます。そのため、お金を貸してくれるときには神様に感じる人もいると言われています。しかし、笑顔で迎え入れてくれるのは最初だけで、その後は辛い日々が待っています。そのため、焦っているからといって闇金などは利用せず、合法的な金融業者から10万を借りてください。
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